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ふるさと百餅祭りとは?



 ふるさと百餅(ひゃっぺい)祭りは、岩見沢市中心部を交通規制して、毎年9月第2土曜日から3日間(最終日は敬老の日) 開かれるイベントです。この祭りが開催されると、北海道新聞では間違いなく報道される道内有数の秋のイベントに成長しました。メインイベントは何と言っても「世界一の臼による餅つき」です。この巨大臼と櫓は、4条西3丁目のポルタ専門店街(旧西友)前交差点(栄通・4条通)におかれます。

 この祭りは、1983年、町の活性化事業の一環として有志数名が企画して誕生しました。ちょうどそのとき、(1)岩見沢開基100年であった、(2)9月15日が敬老の日であった、ということから、100歳まで生きるという願いを込めた(長寿祈願)「ふるさと百餅祭り」としました。現在はそれに加えて、商売繁盛、日本一五穀豊穣、さらに岩見沢の発展を願うという目的でも行われるようになっています。(動画(ムービー)はページの最後にあります)





 世界一の臼のサイズは、初代が直径140cmでした。しかし、次第に祭りの規模の拡大に従って臼のサイズも巨大化しています。ひびが割れるため、臼は5年ごとに新調されています。最近では2009年に新調されたものが7代目であり、使用樹木はアラスカ産スプルス(マツ)、樹齢約450年のものを用いて、市内の大工が臼に作り上げていきます。サイズは直径2.2m、高さ約2.5m、重量は約4tです(ちなみに6代目は樹齢約500年・直径2.4mでしたので少しサイズダウンしていますが)。



 臼は櫓の直下におかれているわけですが、重量約200kg・直径60cm・高さ約1.2mの巨大な杵は、高さ約10mの銅板ぶき櫓の屋根下を通した綱につながれています。4条通りの東西に、札幌方面に2本、旭川方面に2本、合計4本の綱が総勢200人の一般参加者によってひっぱられます。

 このひっぱる・はなす、の合図は、櫓のうちわを持ったスタッフが笛の合図で行います。綱を一斉に放すと、巨大な杵が臼の上にドーンと大きな音を立てて落とされ、臼の中の水がまわりに飛び散るという豪快なものです。これを「ヨイトマケ方式」といいます。



 最初に用意された60kgのもち米を運んだり、最初の手作業による餅つき(6人づき)をするのは、百餅若衆(女子は百餅姫君とも呼ばれる、男子6人・女子6人)です。その後、前述の通り、合図に合わせて皆で綱で餅つきを行うわけです。10回ほど餅つきを行い休憩(返しの作業+味付け作業)、その後6回ほど後半の餅つきとなります。最後に杵が隅のほうにおかれます。

 こうしてできあがった餅は、お汁粉として1200人分用意され無料でふるまわれます。このもち米は市内で生産されたもので、1日目2回(夕方・夜)、2日目3回(昼・午後・夜)、3日目2回(昼・夕方)実施されるのですが、毎回別々の企業・団体が提供します。





 実は子供用の餅つきも用意されています。4条通の「チビッ子百うすまつり」では、直径約30cm、高さ約20cmのミニ臼が100個設置されて、子供たちが餅つきを楽しみます。ほかにも、百餅長寿お祝いもちまき(各日1回夜実施)、ライブイベントや子供縁日など、様々な催し物が計画されます。







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